ネット回線に加入する際は、加入時にもらえるキャッシュバックや割引だけでなく、解約時の負担についても確認しなければなりません。
加入特典に釣られて何も考えず申し込んでしまうと解約時に思わぬ出費を強いられる可能性もあります。
特に解約時に発生する「解約金」はサービスや利用期間によって金額が異なります。
どういったタイミングで解約すると、解約金がいくらかかるのかをあらかじめ把握しておきましょう。
今回はGMOとくとくBB WiMAX2+の「解約」について解説します。
解約方法や解約金についてもれなく把握していきましょう。
GMOとくとくBB WiMAX2+の解約方法
GMOとくとくBB WiMAX2+の解約は会員サイトの「BB navi」から行えます。
「BB navi」にログインし、「サービス・オプションの削除・解約」→「解約」の順にクリックします。
注意事項を確認し、各項目にチェックを入れ「解約」をクリックすれば手続きが完了します。
解約月については20日までの受付分で「当月末日の解約」、21日以降は「翌月末日の解約」となります。
GMOとくとくBB WiMAX2+の解約金は?
GMOとくとくBB WiMAX2+の気になる解約金について確認しましょう。
契約期間は3年、更新月は契約満了月の翌月1ヶ月間(37ヶ月目、73ヶ月目…)に設定されています。
解約金は利用期間に応じて定められており下記のようになっています。
利用期間 | 解約金 |
---|---|
1〜24ヶ月目 | 24,800円(税抜) |
25ヶ月目以降 | 9,500円(税抜) |
GMOとくとくBB WiMAX2+の場合、利用期間が2年以内の解約だと他社よりも高額な解約金が請求されるので注意してください。
高額キャッシュバックを受け取っても、2年以内に解約すると解約金でほぼ帳消しになってしまいます。
GMOとくとくBB WiMAX2+で解約金を払わずに解約する方法は?
GMOとくとくBB WiMAX2+だと2年以内の解約で約25,000円もの解約金が発生するため、少しビビってしまいますよね。
ここでは「解約金の発生しない解約方法」について3つの方法を紹介します。
更新月での解約
まず第一に挙げられるのが解約金の発生しない「更新月」での解約です。
GMOとくとくBB WiMAX2+の契約期間は3年で更新月は契約満了月の翌月1ヶ月間なので、利用開始から37ヶ月目、73ヶ月目などが更新月に当たります。
こちらのタイミングであれば解約金を支払うことなく解約できますが、最短でも加入から3年はかかってしまいます。
初期契約解除制度を利用する
初期契約解除制度は「スマホ」「ネット回線」といった電気通信サービス版の「クーリング・オフ制度」のような制度です。
ネット回線などに加入したとしても「8日以内」であれば、解約金の負担なく無条件で解約ができるという内容になっています。
GMOとくとくBB WiMAX2+の場合、「WiMAX端末が着荷した日」または「契約内容確認書面を加入者が受領した日」のいずれか遅い方の日から起算して8日以内であれば無条件での解約が可能です。
初期契約解除制度を使った解約手続きについては、通常の解約方法ではなく、契約内容確認書面に記載された案内に従って手続きをしてください。
初期契約解除制度を使えば、解約金も端末代も請求されません。しかし、契約事務手数料の3,000円は帰ってこないので注意してください。
※端末は要返却
端末を返却しないと端末代金20,000円(税抜)が請求されるので注意してください。
20日以内キャンセルサービスを利用する
GMOとくとくBB WiMAX2+では、一定の条件を満たした上で加入から20日以内の解約であれば解約金が発生しないサービスが実施されています。
こちらは実際に利用してみて、通信に満足しなかった人向けに用意されたキャンセルサービスとなっています。
適用条件は下記の通りです。
- 新規かつ個人名義でWiMAXに申し込んだ
- 申込み時の登録住所が「UQ WiMAX2+ピンポイント判定」で「○」だった
- 解約時、事前にGMOとくとくBBお客さまセンターへ「20日以内解約」の連絡をする
- お客さまセンターへ連絡後、指定の宛先に端末を返送
こちらに関しても通常の解約方法とは異なりますし、利用できる方が限られています。
事前にお客さまセンターへの問い合わせを忘れないようにしてください。
受付時間:平日10:00 ~19:00
まとめ
GMOとくとくBB WiMAX2+の解約について解説しました。
高額キャッシュバックが魅力的なGMOとくとくBB WiMAX2+ですが、2年以内の解約だと24,800円という高額な解約金が発生するので、加入の際には長期利用を念頭におく必要があります。
また、「初期契約解除制度」や「20日以内キャンセル」といった解約金を払わずに解約する方法もあるので、条件や手続方法を把握しておきましょう。